ラベンダーヴァレイ(牝3、栗東)
生年月日:2013年1月31日
調教師:藤原英昭
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム
通算成績:3戦1勝(1-0-1-1)
血統:父ディープインパクト、母クロウキャニオン
近3戦の成績
日本競馬界においてクラッシック3冠を含むG?レース7勝を挙げる活躍を見せた伝説の名馬・ディープインパクトを父に持つことから注目されている牝馬・ラベンダーヴァレイ。
2015年10月12日に東京競馬場で行われた芝1600mの2歳新馬戦では単勝オッズ1.5倍の堂々の1番人気を獲得し、父譲りの競馬センスを見せつけました。道中は好位に保ちながら馬群の中で見事に折り合いをつけ、直線に出ると外側から馬なりの状態で一気に先頭へ立ちました。2着馬のシーブリーズラブがゴール前で迫ってきましたが、それを余力十分に振り切りクビ差で勝利を掴みました。
そして、2戦目は2015年11月21日に東京競馬場で行われた芝1600mの赤松賞でした。2歳牝馬の女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズへのステップレースとしても注目され2番人気となりましたが結果は5着。馬体重マイナス16kgという仕上がりは2歳牝馬にとってはかなり辛い状況でのレースとなりましたが、デビュー戦同様に道中では好位に付けました。デビュー戦と同じく上がり3ハロンを33.9秒で追走しましたが届きませんでした。体重減の影響のほかに、このレースでは前を走っていた馬や内側を走っていた馬が上位に来るなどコース取りの差もあったと思います。
体重の減った馬体を戻すべく休養へと入り、2016年3月5日に阪神競馬場で行われた芝1600mのチューリップ賞に登場しました。前2レース同様に折り合いも付き直線では自己最速の上がり33.7秒という脚で馬群を割って3着になりました。これで牝馬クラッシック第一弾・桜花賞への切符を手に入れました。
2歳新馬(新馬戦、東京・芝1600m)2015年10月12日 【1着】
1着 4-6 ラベンダーヴァレイ(牝2)/戸崎圭太/1番人気
2着 7-13 シーブリーズラブ(牝2)/木幡初也/4番人気
3着 4-7 パステルモーブ(牝2)/石川裕紀/3番人気
赤松賞(500万下、東京・芝1600m)2015年11月21日 【5着】
1着 1-1 クロコスミア(牝2)/勝浦正樹/1番人気
2着 2-3 アオイプリンセス(牝2)/石川裕紀/7番人気
3着 8-14 ビービーバーレル(牝2)/石橋脩/4番人気
5着 3-5 ラベンダーヴァレイ(牝2)/戸崎圭太/2番人気
チューリップ賞(G3、阪神・芝1600m)2016年3月15日 【3着】
1着 6-11 シンハライト(牝3)/池添謙一/2番人気
2着 5-9 ジュエラー(牝3)/M.デムーロ/1番人気
3着 4-7 ラベンダーヴァレイ(牝3)/戸崎圭太/10番人気
今年も高配当に期待?!三連単が今年もアツイ!
2015年の桜花賞は前目につけたレッツゴードンキがスローペースに落として逃げきり勝ち。内目の3枠で岩田騎手が手綱を握るレッツゴードンキ、そしてキレ味ある末脚が武器のクルミナルを中心に組んだ3連単フォーメーションで勝負しました。レッツゴードンキは始動戦であった初戦から前へ出て行きましたし、ここは岩田騎手も行くだろうと読んでの選択。そして前走は馬群に揉まれて大敗したクルミナルでしたが、前走は度外視してスローだったエルフィンSをあてにしての選択。これに穴っぽいところを絡めたフォーメーションが見事に的中しました。
【昨年の桜花賞(2015)の的中実績】
1着:- ?レッツゴードンキ
- ?クルミナル
- ?レッツゴードンキ
- ?クルミナル
- ?コンテッサトゥーレ
- ?ムーンエクスプレス
- ?ノットフォーマル
- ?トーセンラーク
- ?アースライズ
- ?ローデッド
?3連単配当?
?→?→? ¥233,390
今年はここまで余裕の圧勝が続いているメジャーエンブレムが人気を集めそうですが、メンバーを見る限り随一のパワーがありそうなこの馬は馬券圏内は堅そうに思えます。とは言え昨年は単勝1.6倍のルージュバックが9着、'12年も2.3倍の1番人気だったジョワドヴィーヴルが6着と、1番人気が負けるレースも多いです。今年はさすがにメジャーエンブレムで間違いなさそうなので、軸にされる方も多そうですね。
絡んできそうな妙味のある馬もたくさんいるので今年も高配当が期待できる三連単で勝負していきたいと思います。