シンハライト(牝3、栗東)
生年月日:2013年4月11日
調教師:石坂正
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:3戦3勝(3-0-0-0)
血統:父ディープインパクト、母シンハリーズ
近3戦の成績
シンハライトは父ディープインパクトで兄にラジオNIKKEI杯を勝ったアダムスピークをもつ、キャロットクラブ期待の血統馬です。
その新馬戦は京都競馬場で10月に行われ、単勝2.4倍の1番人気でした。このレースはその他にもレベルの高い馬が揃い、2番人気リボンフラワーも兄が朝日杯FSを制しただ人プラチナがいる良血馬、3番人気オウケンビリーヴも好仕上がりで気配の目立つ1頭でした。道中シンハライトはオウケンビリーヴに徹底的にマークされる厳しい展開でしたが、残り1ハロンで全開、最後は粘るオウケンビリーヴを引き離しての1着で、初戦からクラシックを意識させる勝ちっぷりでした。
2戦目は同じく京都競馬場での紅梅ステークスを選びました。やや出遅れ中団から後方を追走。3コーナーから徐々に押し上げ、最後の直線でもしっかりとした末脚を発揮し、ワントゥワンにはハナ差まで詰め寄られましたがきっちりと2勝目をものにしました。スタートの出遅れが今後の課題となりましたが、1F11秒台が続くラップに対応できたのは収穫であり、今後に期待を持たせる一戦でした。
3戦目は阪神競馬場で行われたクラシックの登竜門、チューリップ賞(G3)に駒を進めました。今回はさほど出遅れもなく、中団後方を追走。最後の直線では外に持ち出し、1番人気のジュエラーと300メートル近い叩き合いとなったが、抜群の勝負根性をみせ、ゴール前で鼻差かわして見事無傷の3連勝となりました。
重賞という舞台で阪神の重い芝をもこなし、レースレコードを0秒9も更新した走りは十分クラッシック候補と呼べるものであり、メジャーエンブレムとの対決がより楽しみになりました。
2歳新馬(新馬、京都・芝1600m)2015年10月10日 【1着】
1着 6-10 シンハライト(牝2)/池添謙一/1番人気
2着 7-12 オウケンビリーヴ(牝2)/岩田康誠/3番人気
3着 4-6 リボンフラワー(牝2)/C.ルメール/2番人気
紅梅S(OP、京都・芝1400m)2016年1月17日 【1着】
1着 6-9 シンハライト(牝3)/池添謙一/1番人気
2着 8-13 ワントゥワン(牝3)/C.ルメール/2番人気
3着 4-4 タガノヴィアーレ(牝3)/岩田康誠/6番人気
チューリップ賞(G3、阪神・芝1600m)2016年3月15日 【1着】
1着 6-11 シンハライト(牝3)/池添謙一/2番人気
2着 5-9 ジュエラー(牝3)/M.デムーロ/1番人気
3着 4-7 ラベンダーヴァレイ(牝3)/戸崎圭太/10番人気
今年も高配当に期待?!三連単が今年もアツイ!
2015年の桜花賞は前目につけたレッツゴードンキがスローペースに落として逃げきり勝ち。内目の3枠で岩田騎手が手綱を握るレッツゴードンキ、そしてキレ味ある末脚が武器のクルミナルを中心に組んだ3連単フォーメーションで勝負しました。レッツゴードンキは始動戦であった初戦から前へ出て行きましたし、ここは岩田騎手も行くだろうと読んでの選択。そして前走は馬群に揉まれて大敗したクルミナルでしたが、前走は度外視してスローだったエルフィンSをあてにしての選択。これに穴っぽいところを絡めたフォーメーションが見事に的中しました。
【昨年の桜花賞(2015)の的中実績】
1着:- ?レッツゴードンキ
- ?クルミナル
- ?レッツゴードンキ
- ?クルミナル
- ?コンテッサトゥーレ
- ?ムーンエクスプレス
- ?ノットフォーマル
- ?トーセンラーク
- ?アースライズ
- ?ローデッド
?3連単配当?
?→?→? ¥233,390
今年はここまで余裕の圧勝が続いているメジャーエンブレムが人気を集めそうですが、メンバーを見る限り随一のパワーがありそうなこの馬は馬券圏内は堅そうに思えます。とは言え昨年は単勝1.6倍のルージュバックが9着、'12年も2.3倍の1番人気だったジョワドヴィーヴルが6着と、1番人気が負けるレースも多いです。今年はさすがにメジャーエンブレムで間違いなさそうなので、軸にされる方も多そうですね。
絡んできそうな妙味のある馬もたくさんいるので今年も高配当が期待できる三連単で勝負していきたいと思います。
2 Responses
[…] シンハライト 55.0 ジープルメリア 55.0 ソルヴェイグ 55.0 […]
[…] 今年の桜花賞に出走するディープインパクト産駒で注目したいのはここまで無傷のシンハライト。デビューからの3戦は全て僅差での勝利だが、デビュー戦は上がり34.7秒、2戦目は33.7秒、 […]