メジャーエンブレム（牝3、美浦）
生年月日：2013年3月26日
調教師：田村康仁
馬主：サンデーレーシング
生産者：ノーザンファーム
通算成績：5戦4勝（4-1-0-0）
血統：父ダイワメジャー、母キャッチータイトル
近3戦の成績
2歳牝馬チャンピオンのメジャーエンブレムは、特に近走のレースぶりが圧巻で、桜花賞の第一候補と目されています。
3走前の東京競馬場マイル重賞、アルテミスステークスでは2着と敗れたものの、内容としては高く評価せざるを得ないものでした。前半800mを47.3秒で逃げ、後半の800mを46.8秒でまとめるのは、この時期の2歳牝馬としては難しく、素質の高さが感じられるレースとなりました。
阪神ジュベナイルフィリーズでは、前半800m46.9秒というハイペースを2番手で楽に追走、直線を向く前にスピードの違いで先頭に立ってしまい、そのままゴールまで押し切るという強い内容でした。勝ち時計の1分34秒5は、過去の勝ち馬との比較では平凡ですが、楽勝だったため直線さほど追われていないことや、良馬場とは言え馬場が若干重かったこと等を考慮すれば、歴代の2歳牝馬チャンピオンに決して引けを取る内容ではなく、むしろ名牝に肩を並べる内容とも言えます。
前走のクイーンカップでは、前半の半マイルを46.1秒、後半を46.4秒、勝ちタイム1分32秒5というとてつもないタイムを叩き出しましたが、直線では強く追われること無くゴールしています。
3歳になって更にパワーアップした姿をファンに魅せつけ、より一層桜花賞へ近づいたと言えるレースとなりました。その先のオークスでは距離が長いと言われていますが、近3戦からは底知れぬ強さを感じることができ、今後が注目されます。
アルテミスS（G3、東京・芝1600m）2015年10月31日 【2着】
1着 8-14 デンコウアンジュ（牝2）／田辺裕信／12番人気
2着 8-15 メジャーエンブレム（牝2）／C.ルメール／1番人気
3着 6-10 クロコスミア（牝2）／勝浦正樹／6番人気
阪神JF（G1、阪神・芝1600m）2015年12月13日 【1着】
1着 1-2 メジャーエンブレム（牝2）／C.ルメール／1番人気
2着 7-13 ウインファビラス（牝2）／松岡正海／10番人気
3着 6-11 ブランボヌール（牝2）／岩田康誠／3番人気
クイーンC（G3、東京・芝1600m）2016年2月13日 【1着】
1着 3-6 メジャーエンブレム（牝3）／C.ルメール／1番人気
2着 1-2 フロンティアクイーン（牝3）／蛯名正義／7番人気
3着 2-3 ロッテンマイヤー（牝3）／S.フォーリー／6番人気
今年も高配当に期待？！三連単が今年もアツイ！
2015年の桜花賞は前目につけたレッツゴードンキがスローペースに落として逃げきり勝ち。内目の3枠で岩田騎手が手綱を握るレッツゴードンキ、そしてキレ味ある末脚が武器のクルミナルを中心に組んだ3連単フォーメーションで勝負しました。レッツゴードンキは始動戦であった初戦から前へ出て行きましたし、ここは岩田騎手も行くだろうと読んでの選択。そして前走は馬群に揉まれて大敗したクルミナルでしたが、前走は度外視してスローだったエルフィンSをあてにしての選択。これに穴っぽいところを絡めたフォーメーションが見事に的中しました。
【昨年の桜花賞（2015）の的中実績】
1着：- ?レッツゴードンキ
- ?クルミナル
- ?レッツゴードンキ
- ?クルミナル
- ?コンテッサトゥーレ
- ?ムーンエクスプレス
- ?ノットフォーマル
- ?トーセンラーク
- ?アースライズ
- ?ローデッド
?3連単配当?
?→?→? ￥233,390
今年はここまで余裕の圧勝が続いているメジャーエンブレムが人気を集めそうですが、メンバーを見る限り随一のパワーがありそうなこの馬は馬券圏内は堅そうに思えます。とは言え昨年は単勝1.6倍のルージュバックが9着、'12年も2.3倍の1番人気だったジョワドヴィーヴルが6着と、1番人気が負けるレースも多いです。今年はさすがにメジャーエンブレムで間違いなさそうなので、軸にされる方も多そうですね。
絡んできそうな妙味のある馬もたくさんいるので今年も高配当が期待できる三連単で勝負していきたいと思います。
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[…] メジャーエンブレム 55.0 ラベンダーヴァレイ 55.0 レッドアヴァンセ 55.0 […]